消耗品交換のススメ(所員:高桑秀典)

2021.03.26

クルマを安全かつ快適に運用していくために、定期的に交換する必要があるパーツのことを「消耗品」と呼んでいます。バッテリー、スパークプラグ、エアクリーナー、エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキパッド、ワイパーブレードゴム、タイヤといったあたりが代表的な消耗品ということになるでしょう。

そして、ミッションオイル、デフオイル、ブレーキフルード、ラジエター液、エンジンマウント、タイミングベルト、ブレーキディスクローター、サスペンション(スプリングやショックアブソーバー)、ブッシュ、ファンベルトといったものが、よりマニアックな領域(車歴が長いクルマは交換すべきパーツ、という解釈でも正解)の消耗品ということになるわけです。旧車の場合はH4のハロゲンバルブを採用していることが多いので、消耗品であるヘッドライトバルブの交換も必要となります。

筆者が「水色号」と呼んでいる愛機の1974年式アルファロメオ GT1600ジュニア(1998年8月21日に購入)は、エンジンオイルを3000km走行毎、オイルフィルターを6000km走行毎に交換しており、10年に一回のスパンでスプリング、ショックアブソーバー、ブッシュを刷新しています。その他の部分もちょこちょこ交換しており、4年前にブレーキディスクローターを新しいモノにしました。

水色号は、消耗品を交換するために定期的に主治医のところに入庫させ、その都度、各部を点検してもらって“転ばぬ先の杖”的な整備をしてもらうことで完調をキープしています。そうやって、23年間愛用してきて、もうすぐ走行距離が30万kmになります。

消耗品の交換は、愛車を購入した店舗にお願いし、作業してもらうのが一般的ですが、車夢文化発信基地/モータースポーツベースキャンプとして知られるTEZZO BASE(TEZZOオリジナルパーツの販売・装着、車両の販売・整備・鈑金など、なんでも相談できる)のようなプロショップにオーダーするという手もあります。

TEZZO BASEでは、ブレーキパッドやエアクリーナーなど、さまざまなオリジナルパーツを提案しつつ、各種自社開発製品の販売・装着についても相談に乗ってくれます。趣味性が強いクルマを愛用している方は、この機会に頼ってみるといいかもしれません。