ジェントルマンレーサー暑さと戦うの巻💦後編 ~太田哲也ブログ「ジェントルマンレーサーのすゝめ」~

2020.08.23

少しでも暑さに耐えうる体にしようと、今年の春あたりから厚着して室内の電動バイクをこいだりしていた。日常的にもエアコンの温度設定28度と弱めにし、暑さに耐える体をつくってきた(はずだった)。妻からは「部屋が暑くて夏は一緒にいたくない」とまで言われている。独立した娘も週末はよく帰ってきたのに、「最近帰ってこないな」と思ったら、妻が勝ち誇ったように「りさこは夏はうちの部屋が暑いから来ないのよ!」と教えられた。そうだったのか……。
 家族の顰蹙を買ってまでして、身体は暑さに強くなったはずだったが、最近、走ってみると、倒れこむようにピットの床に座り込みときには寝転んでハーハー、ゼーゼーのグロッキー状態。
全然暑さに強くなってないじゃないか! いやもしかしたら多少はよくなったものの、今年の夏の暑さが異常なのかも。でも他の選手はどうかというと、そこまでじゃない。やっぱり俺だけが極端に弱い気がする。これが歳を取ることなのか。
 だがもう体力増強での効果は期待できない。となればモノだモノ。モノに頼ることにしよう。

耐久レースでは、クールスーツが使用されるが、ワンメイクレースはせいぜい20~30分程なので、大掛かりな装置はいらない。手っ取り早く保冷剤で体を冷やすのでいい。
一番冷やしたいのは頭だ。ヘルメット内の湿気と熱でボーとしてくると集中できない。それに健康面でも汗をかいて血中酸素が不足すると脳梗塞のリスクもあるそうで、脳を守らないとならない。それには頭を冷やすのが一番だと考えた。
そこでヘルメットの中に保冷剤を固定する「頭ひんやりパッド」を買ってみた。保冷材の厚みの分、へルメットが高くなってしまうのがカッコ悪いけど、保冷剤効果でギンギンに冷えそうだ。
練習日に、あらかじめカチカチに凍らせた4個の保冷剤をヘルメットの中にセット、被ってみたところ……。
確かに冷える。ただ万が一クラッシュしたとき、石のように固い保冷剤が頭蓋骨を砕かないだろうか。
でも溶かして液状になってからだと、10分もしないうちに冷却効果が落ちてしまう。結果的に、これはあまりよくないなあ。

次に買ってみたのは、首もとひんやり氷結ベルト、凍らせた保冷剤首に巻いて冷やすのだ。直接だと凍傷になりそうなのでレーシングスーツの上から巻いている。頸動脈が冷えるので頭もすっきりする。ただカチカチに凍らせても20分くらいすると溶けて冷えなくなってくる。首が冷えると今度は体の暑さが気になってくる。

そして、買ったのはこれだ!胸元に保冷剤をいれるようになっているベスト。使ってみるのが楽しみ。でも心臓麻痺は大丈夫かな~。