今シーズン2戦目のアルチャレに参戦してきた!(前編)

2022.06.09

●富士に合わせたセッティング
去る5月7日に富士スピードウェイで開催された「ALFA ROMEO CHALLENGE 2022・ABARTH CHALLENGE 2022 Kanto Rd.2」にアバルトTEZZO 595 RT1で参加してきた。

今回は同じチームの磯崎選手のサポート的な気持ちで一緒にフリー走行とタイムアタックに出場したが、走ったら走ったで自分自身も一緒に楽しんでしまった。

今回連れ出したのはアバルトTEZZO 595 RT1だが、足回りは完全なるサーキット仕様「RT1」ではなく公道の快適性とサーキットのバランスを図り、LXYを少しずつ進化させてきた「RXY」仕様となる。端的に言うと、サーキット専用セッティングよりもバネが柔らかい。単に足を固めるのではなく、前後バランスの最適化を図ってリアをしっかり接地させることで、誰もが安心してアクセルを踏めるようにセッティングしている。

前回筑波サーキットではこの足で良かったが、今回は高速サーキットの富士スピードウェイなので、どんな走りをするのか不安と楽しみが交錯していた。

フリー走行は、筑波サーキットを走ったときと同じセッティングと車高でコースイン。そうしたら高速コーナーの100Rでタイヤがタイヤハウス内に当たってしまうことが判明。そこで次の走行では車高を10mmぐらい上げ、ダンパーの減衰も最強に調整して対応した。

タイムアタックのときは、それでもまだちょっとだけタイヤがフェンダーに当たっていた。これ以上は車高を上げたくないので、次回からはもう少しバネレートを上げるべきだと思った。

*後編につづく*