今季のレース活動をどうするか、悩む、悩む

2022.03.05

次第に春の気配を感じるようになってきて、いよいよ今シーズンの参加レースについて決めるべき時期にきた。ただ、未だにいろいろと考えている。

まずはマツダロードスターのパーティレース。昨年クルマを買ったときは、スポーツ走行を楽しむことが目的で、レースに出るつもりはなかった。ナンバー付きの自走でサーキットにも気軽に行けるので、筑波サーキットでの走行を楽しんできた。

なんでレースには出なかったかと言うと、激しい競争をしたくなかったから。現役の時に散々やってきたし。今はただ平和に周りと仲良く走りたいのだ。でもレースとなれば競争相手がいて、平和よりも激しいバトルを好む人がアマチュアレースにもいる。そんな人たちと絡んで 接触したりするのは嫌だなと考えてしまう。ロードスターレースはジェントルマンの人たちがほとんどだけど、台数が多いだけにやはり接触や衝突事故ガあるようだ。だからレースに出る気持ちはなかった。

ところがサーキット走行を一緒に楽しむ友達も増え、ありがたいことに「出ないんですか?出ましょうよ」と言われることが多くなってきた。それなら、よしっ、出てみるか、という気持ちになってきた。

そんな折、今年から新たに全3戦のマスターズレースが開催されるらしいことを聞いた。参加資格が40歳以上で、5歳刻みのクラス分けで表彰するシニア向けのレースだ。競争するよりも仲間と一緒に走る、というコンセプトらしい。おそらく自分が最高齢でピッタリだと思うので、出てみようかなと思っている。

それと本チャンのパーティレースにもクラブマンというレースがあり、ポイント争いがあるチャンピオンクラスと違って、ジェントルマンレースの色彩が強いらしい。それにも出てみようとも考えている(全4戦)。

一昨年から出場しているロータスカップに関しては、どうしようか悩んでいた。JAF(日本自動車連盟)公認レースなので、他のレースと違ってワンデーではなく、金、土、日の3日間開催。サーキットが遠い場合はその前後も含めて仕事を休むことになる。鈴鹿や菅生など遠いサーキットで開催されるときは体力的にも気力的にもキツイ。富士と茂木など、近場で開催されるときにだけ参戦しようかな。ここもワンデーだったら良いのにな、もっと気軽に出られるイベントがないかなー、と思っていたら、スーパーテックというイベントとみつけた。調べてみたら、オリジナルから改造ができないロータスカップと違い、改造もなんでもアリで、チューニングの楽しみがあるのがいいと思った。そっちにしようかな。

そんなことを考えていたタイミングで、ロータスカップの出場選手から電話があり「太田さん、今年はどうします? 出ましょうね」とのお誘いがあった。ありがたいねぇ。たぶん、俺がいろいろと悩む性格だということを知っていて励ましてくれたのかも。それならやっぱりロータスカップには出ようかな。

アルファロメオチャレンジは、会社の方針でもあるので出ることは決まっているが、車種で悩んでいる。アバルト595でエントリーするべきか、アルファロメオ4Cか。どちらにするかを検討している。

そうやって、いろいろ考えているけど、結局決断を先延ばししているだけ、とも言える。仕事ではスピーディな判断を信条としているが、プライベートや趣味だとなかなか決断しない。元々の性格はそっちなんだろう。

シーズンオフ&冬ということで、自宅でのトレーニングからも遠ざかっててしまっていたが、このあいだ自分にヤル気を起こさせるため、とりあえずロードスターで筑波サーキットを走ってきた。もっとサーキットの頻度を増やせば、前向きな性格に戻っていくはずだ。がんばろう。