スポーツカーでいこう! その2「スポーツカーに乗ると安全運転になる」~太田哲也のGo Go スポーツカー~

2021.09.09

スポーツカーに乗ることで誰もが特別な高揚感を得られるが、メリットは、それだけではない。僕は、スポーツカーに乗ることは安全運転につながると思っているんだ。運転に一番大切なのは事故を起こさないことで、そのためには常に運転に集中する必要があるからだ。

スポーツカーは、ハンドルもアクセルもブレーキも応答性が良いから、意のままの運転を楽しむことができる反面、そのダイレクトさはドライビングのミスはすぐさま自分に戻ってくる。

だからこそスポーツカーを運転していると適度な緊張感を保てるし、運転にも集中する。

それはスピードを出さなくても、だ。いかにカーブをキレイに曲がるか、ブレーキをスムーズに踏むか、自分の感覚を研ぎ澄ませて走るから、ぼぉ~っとしたりしない。

事故の8割は漫然運転だと言われているが、集中して運転することにより路上での不意のアクシデントをも減らせるはずだ。

いかにスムーズに上手に運転するか、ということを考えながら運転し、愛車を意のままに操ることが集中力のアップにつながり、それが楽しさ、ひいては安全につながる。素晴らしい!言うことなし!

道具ではない。パートナーなので、より大事に、より優しく、よりメンテナンスをしっかりやって、という気持ちにもなる。愛情が湧くから、事故で損傷させたくもない。整備もきっちりやる。それが事故を防ぐことにもつながるはずだ。

以前、世界的な名車であるフェラーリ250GTOをドライブさせてもらったことがある。事故を起こさないように、事故に遭わないように運転したので、あのときに味わった事故防止の感覚が究極だったような気がする。

現代は、自動運転の方向に向かっている。良いクルマの定義は、ストレスなく、静かで、外的要因が遮断されていて、運転がラクで…。

そういうベクトルとは違うのがスポーツカーだが、その逆行する要素がかえって魅力になっているとも言えるし、また運転する面白さに、そして安全運転につながっていたりすると信じている。

良いスポーツカーは、スピードを出さなくても楽しい。348までのフェラーリは、時速100km位で走っていてもダイレクトで、シフトチェンジにもコツが必要で、楽しかった。最近のラクな方向に向いているスポーツカーであっても、道具的なクルマよりも刺激がある。

 

ぜひ年齢を重ねたらスポーツカーを。